月老の霊籤 - 第六十六籤 - 籤を解釈する


第六十六籤

驚き起きて却って回頭し,

恨みあるも人省みず。

尺を揀びて寒枝に棲むを肯んぜず,

寂寞たる沙洲冷ゆ。

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君の婚姻は、中途で驚いて振り返るも、恨みがありながらも誰も省みる者がいない。助ける者もおらず、阻力が大きすぎる。凍てつく寒枝に棲むことを望まないため、寂寞とした沙洲は冷たくなっている。多くのこだわりが障害となる。もしその阻力を助力に変えることができなければ、何も得られないだろう。

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愛情において孤独と寂しさを感じている人の困難な状況を描いている。彼は寒冷な沙洲に立ち、頼る場所がなく、困難な状況に直面している。この籤は、愛情の失敗や孤独により無力さや苦しみを感じることがあることを示唆している。愛情において冷静さを保ち、感情の痛みによって判断を誤らないようにすることが大切である。